2011年9月12日13:03
大日本印刷(DNP)の子会社で、ポイントサービスやソーシャルサービスの提供サイト「エルネ」を運営するDNPソーシャルリンクは、2011年9月12日から、Twitterを活用した企業のプロモーションを支援するサービス「つたエルネ」を開始すると発表した。
つたエルネは、企業の商品やサービスに関連する投稿テーマをエルネ会員に提示し、会員はそのテーマについてのコメントや回答を投稿する。その投稿には、出稿企業の告知が自動挿入され、投稿者のフォロワーにも企業の商品やサービスの情報が伝わる仕組みとなっている。
掲載期間は1週間で、同期間中は毎日異なるテーマを提示するため、会員は、飽きることなく投稿することができるという。また、ほかの会員の投稿にコメントしたり、気に入った投稿にエルネパーク独自の「Good」ボタンを押したりすることで会員間のコミュニケーションが促進され、商品・サービス・ブランドの認知拡大、親近感の醸成などにつなげることが可能だ。
属性情報が明らかなエルネ会員からの投稿のため、クチコミの内容と発言者とを関連付け、居住地域・性別・年代などを把握することで、プロモーションに対する興味や関心度について、より具体的に検証できるという。DNPソーシャルリンクでは、ターゲットとなる生活者のクチコミの広がり方や内容を調査・分析し、プロモーションの効果に関するレポートを提供する。
また、クチコミの内容から特徴的な単語を抽出し、「興味・驚き・喜び・好き」の4種類の感情に分類して、サイト上にイラスト付きで表示する。さらに、告知情報に関連する話題を毎日提供するとともに、クチコミしたエルネ会員にはキャンペーンごとにエルネポイントの付与を行う。これにより、生活者との継続的で活発なコミュニケーションにつなげることが可能だ。
価格は、1週間の掲載およびレポート作成で、50万円(税抜き)から。レポートの主な内容は掲載期間中の投稿数、1人当たりの投稿回数、投稿者の属性(性別、年代、職業、既婚/未婚)などとなる。DNPソーシャルリンクは、同サービスで2012年度までに1億円の売上を目指す。