2011年11月28日13:55
共通ポイントサービス「Tポイント」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、キリンビバレッジとTポイントサービス導入に関して業務提携し、Tポイントが貯まる「Tポイント自動販売機」を2012年から首都圏エリアより順次展開すると発表した。自動販売機におけるTポイントサービスの導入は、キリンビバレッジが初となる。
Tポイント自動販売機は、利用者が商品を購入の際、自動販売機に設置してある専用のカードリーダにTカードの読み込み操作をすることで、商品1本につき1ポイントのTポイントを貯めることができる自動販売機である。2012年1月から首都圏エリアより順次展開し、初年度には1,000台以上の設置を目標としている。また、今後はTポイント自動販売機の販売情報をマーケティング活動へ活用するなど、さらなる付加価値サービスの提供を目指し、顧客満足度を高めていきたいとしている。
キリンビバレッジでは、ピンクリボン活動を支援する「ピンクリボン自動販売機」や次世代育成を支援するベルマーク活動の一環として「ベルマーク自動販売機」の展開など、さまざまな付加価値のある自動販売機の提案を行っている。
CCCでは、2003年10月から、Tポイントサービスを開始。2011年10月末現在、Tポイントサービスは日本人口の約3人に1人となる3,859万人が保有するサービスへと拡大している。また、参加企業数は、80社約4万店舗にのぼり、TSUTAYAをはじめ、ファミリーマートやENEOS、ガスト、カメラのキタムラ、Yahoo!ショッピングなどで利用が可能となっている。