2012年2月7日14:28
レブロンは、創業80周年を記念し、東京・青山に2012年2月10日~3月9日まで、期間限定のカフェ「REVLON Beauty& Love Museum(レブロン ビューティー&ラブミュージアム)」をオープンする。2フロアからなる同カフェでは、2012年春の新商品および全ラインナップを自由に試せるトライアルスペースを用意。また、REVLON歴代の広告も特別展示する。
今回、REVLON Beauty& Love Museumでは、新たな試みとしてNFCとスマートフォン、Facebookを活用した「リアルいいね!」プロモーションを展開する。そのシステムには、凸版印刷が開発した次世代プロモーションシステムを採用した。
カフェで来場者が、気に入った展示物の脇に設置されたNFC搭載スマートフォンに、会場で配布されたICタグを内蔵したリストバンドをかざすことで、Facebook上のREVLONのページに「いいね!」がカウントされ、個人のページにもコメントが投稿される。同システムにより、リアルとデジタルを融合し、実際の行動が即座にソーシャルメディアに反映されるプロモーションを実現。カウントされた「いいね!」、ページに投稿されたコメントは、来場者の友達のページにまで共有・伝播され、高い宣伝効果が期待できるという。
具体的には、Facebook上にREVLONのページを開設。カフェの来場者にICタグを内蔵したリストバンドを配布するとともに、展示物の脇にNTTドコモのNFC搭載スマートフォンをリーダとして設置する。来場者が、気に入った展示物脇のリーダにリストバンドをかざすと、FacebookのREVLONのページに「いいね!」がカウントされ、来場者のページにもコメントが投稿される。
今回、レブロンに採用された凸版印刷のプロモーションシステムは、NFCリーダを搭載したスマートフォンやタブレット端末を利用することにより、リーダ設置に伴うPCやネットワーク敷設が不要となり、手軽な導入を実現するという。また、リーダにタッチするだけの簡単なアクションで、スマートフォンやパソコンでFacebookにアクセスしなくても「いいね!」を行うことができる。さらに、リアルタイムで、Facebookページの記事に「いいね!」がカウントされるとともに、展示物などに対応づけられたコメントが来場者のページに投稿される。加えて、IC内蔵会員カードと各種NFC端末を使うことで、ソーシャルメディアと会員情報を連携したCRM施策の実施ができるという。