2012年10月2日12:52
大日本印刷子会社のエムズコミュニケイト(エムズ)は、企業のポイント会員を優良顧客にするシナリオ策定と、その実施を支援する「優良顧客拡大PDCA定着化サポートサービス」、貯めたポイントで交換できる景品の魅力を高めて、企業のポイントサービスを活性化させる「ポイント交換魅力化サービス」を2012年9月28日に開始した。
同サービスは、ポイント会員の属性情報や購買データの分析、ポイント関連の販促施策の効果検証を通じ、優良顧客を増やすための有効な計画の策定から実施に至るPDCAサイクルの定着を支援するものである。
具体的には、「1.効果測定フェーズ」(Check:評価)、「2.優良顧客化シナリオ策定フェーズ」(Act:改善)、「3.アクションプラン策定フェーズ」(Plan:計画)の3つのフェーズで構成。各フェーズに応じた運用フォーマットを作成し、それぞれのシナリオを確実に実行するように導いていくという。
提供価格は300万円(税抜き)からとなり、初年度20社、1億円の売上を目指す。
また、「ポイント交換魅力化サービス」は、生活者へのポイント交換景品の魅力を高めることで、リピート購買の促進など優良顧客の拡大を図り、企業のポイントサービスの活性化と採算性の向上を図るものである。具体的には、企業がターゲットとする顧客層の属性を分析し、より好まれるポイント交換景品の企画・調達サービスおよびポイント交換の魅力を訴求するWebサイトやポイント交換サイト、店頭告知ツールなどコミュニケーションメディアの企画・制作サービスを提供する。
提供価格は、ポイント交換景品の企画・調達サービスが企画設計費用30万円から、コミュニケーションメディアの企画・制作サービスが対象となるメディアに応じて個別に見積もりとなる。今後エムズは、値引きだけではない目的でポイントを提供したい企業や、ポイントサービスの差別化を検討する企業に向けて同サービスを提供し、2013年度までに5社、2億円の売上を目指す。