2013年9月25日9:30
大日本印刷(DNP)は、パレットやコンテナなどの物流資材の管理向けに、衝撃吸収材を使用することで耐衝撃性を高めたUHF帯ICタグを開発し、2013年9月24日に販売を開始すると発表した。
同製品は、DNPとタキロンが共同で開発。特殊なゲル状のタキロン製衝撃吸収材でラベル型のICタグ全体を覆い、表面をプラスチックフィルムで封止することで、外部からの強い衝撃に対する耐衝撃性を高めたという。
直径25mm重さ約67gの鋼球を1.5mの高さから同製品に落下させるDNP独自の耐久性試験において、100回繰り返し衝撃を加えてもICタグの性能に変化はなかったそうだ。また、ゲル状の衝撃吸収材は粘着性があるため、剥離フィルムを剥がして、管理したい物流資材などに直接貼付することが可能だ。
価格は、ロット10万枚の場合、1枚あたり約150円(税抜)。今後DNPは、機器レンタル会社や物流資材メーカーを中心に今回開発した物流資材管理用ICタグを販売し、今後3年間で約1億円の売上を目指す。
企業名 | 所在地 | HP | |
---|---|---|---|
大日本印刷株式会社 | 〒162-8001 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 [TEL] 03 -3266 – 2111(ダイヤルイン案内台) |
||
サービス概要 | |||
国内ICカードシェアNo.1を誇る企業として、ICカードの製造・発行にとどまらず、 ASPソリューションとしてICカードに関連する多様なサービスを実現する 「CDMS(Card Data Management Service)」を提供しています。 ICカード・おサイフケータイへの即時発行から、地域通貨やポイントデータ管理、導入コンサルまで、デジタルセキュリティに枠を拡げた総合的なソリューションを提供し、スマートライフの発展に貢献していきます。 |