2013年11月22日21:00
楽天は、運営する「楽天エナジー」で現在実施しているデマンドレスポンスサービスにおいて、スポットライトのスマートフォンを使った共通来店ポイントサービス「スマポ」を活用した新サービスを開発し、今後、マンション高圧一括受電会社および新電力(特定規模電気事業者)などを対象に提供すると発表した。
「スマポ」は、スマートフォンにインストールおよびユーザー登録した後、加盟店に来店してチェックイン操作するだけで、訪れた加盟店で使用可能なクーポンやポイントが自動的に付与される機能を有する無料アプリとなる。楽天エナジーは、「スマポ」の機能が外出によるデマンドレスポンスへの付加価値を与えると同時に、デマンドレスポンス事業関連のコスト削減に貢献する可能性があると考え、連携することを決定したそうだ。
楽天エナジーはスポットライト社と共同で、デマンドレスポンスに協力した「スマポ」ユーザーには、通常の「スマポ」ユーザーとは異なる特典を付与するなどの付加価値を与えることで、家庭向けデマンドレスポンスを効果的に実行し、普及させるためのプラットフォームを整備する。これにより、家庭向けデマンドレスポンスを通じた電気料金の負担軽減や、スマートメーターを活用した新たなサービス開発などを促進し、一般家庭ユーザーに提案していくという。