2014年7月3日7:21
ホスピタルネットと大日本印刷(DNP)は共同で、入院患者の”おこづかい”の自己管理を促し、施設・病院内の金銭トラブルを防ぎながら患者の自立を支援していくプリペイド型のキャッシュレス管理システム「おこづかいHosCa(ホスカ)」を開発し、2014年7月16日に発売すると発表した。
おこづかいHosCaは、繰り返しチャージできるプリペイド型の非接触ICカード1枚で、施設・病院内の売店やランドリー、自動販売機などの支払いができるキャッシュレスシステムとなる。管理サーバーで利用履歴を確認できるほか、患者ごとの利用明細のプリントアウトも可能で、お金の利用履歴を“見える化”するという。また、1日の利用限度額を設定することで、使いすぎを防止可能だ。
両社では、非接触ICカードと管理サーバー、チャージ機、残高確認端末、キャッシュレス対応のランドリー、飲料自販機、電話、テレビ、冷蔵庫など、各施設・病院のニーズに合わせてシステムを構成し、提供する。
おこづかいHosCaは、ホスピタルネットとDNPの両者が販売。オープン価格だが、概算価格として、100床規模の施設に必要な最少機器構成は500万円程度からとなる(テレビやランドリーなどの対応は別途)。
両社では、老人保健施設や精神科病院などに同システムを提供し、2016年度までの累計で、約5億円の売り上げを目指す。
企業名 | 所在地 | HP | |
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大日本印刷株式会社 | 〒162-8001 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 [TEL] 03 -3266 – 2111(ダイヤルイン案内台) |
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サービス概要 | |||
国内ICカードシェアNo.1を誇る企業として、ICカードの製造・発行にとどまらず、 ASPソリューションとしてICカードに関連する多様なサービスを実現する 「CDMS(Card Data Management Service)」を提供しています。 ICカード・おサイフケータイへの即時発行から、地域通貨やポイントデータ管理、導入コンサルまで、デジタルセキュリティに枠を拡げた総合的なソリューションを提供し、スマートライフの発展に貢献していきます。 |