2014年7月29日12:52
トッパフォームズは、国内で初めて、NFC対応のスマートフォンやタブレット端末でICチップ入り運転免許証の真贋判定を行うアプリケーションを開発したと発表した。同アプリケーションでは、運転免許証に登録されている暗証番号を入力後、内蔵のICチップをスマートフォンのNFC機能で読み取り、認証を実施。事前に入力した個人情報とトッパンフォームズのサーバー内で照合することにより、真贋判定を行うという。
トッパンフォームズでは、同アプリケーションをスマートフォンによる各種証明書類の電子送付サービス「FastShot」に搭載し、8月よりリリースする。
従来のファストショットでは、撮影した画像から運転免許証の判別を行っていたが、運転免許証に内蔵されたICチップに着目し、確実かつ簡易的な真贋判定を実現する。トッパンフォームズでは、厳格な真贋判定により、不正口座開設や偽造免許証での口座開設の防止につなげる方針だ。