2015年6月3日11:21
NECプラットフォームズと西通は、DMM.comが運営する会員制シェアスペースDMM.make AKIBAに入退管理システムを納入した。
DMM.make AKIBAは「モノを作りたい人が必要とする、全てを」をコンセプトに総額5億円を投じて東京都・秋葉原に開設されたハードウェア・スタートアップ支援のための施設で、最新の外装設計機材や高度な計測機器等あらゆる機材を備えているという。これらの機材が配備された各部屋の扉に、部屋情報が表示されるタブレット端末を一体化したICカードリーダユニットを設置し、ビルのゲートからロッカー、複合機まで連携したユーザ認証にて入退室を管理している。
今回導入したICカードリーダユニットは、中小から大手まで幅広い企業のオフィス・工場への導入実績を持つ入退管理システム「SecureFrontia X(セキュアフロンティア エックス)」と、部屋情報を表示するためのタブレット端末を一体化し、施設の内装に合わせて施されている。
また、ビル側が管理するフラッパーゲートから、契約や予約に応じて許可された各部屋の入退室、会員専用ロッカー、複合機利用まで、全施設にわたる認証がIC会員カード一枚で実現可能だ。
さらに、会員の契約プランや予約内容に応じた部屋ごとの入室管理、利用する曜日や時間の設定などきめ細かいアクセス制限に対応できる。また、システム設定とカード発行作業が容易なため、未会員ビジターへの一時的なカード発行や会員の突発的なプラン変更にも即座に対応可能としている。