2015年4月6日18:27
NXPセミコンダクターズN.V.は、中国の商業不動産開発企業のB.M. Holding Groupと総合ITサービス・プロバイダのDigital China Holdings Ltd.との間で合意に関する覚書に調印したと発表した。覚書に基づき、3社は上海中心部でのワイヤレス・ネットワーク技術を採用する大規模な「スマート」ビジネス地区の建設プロジェクトで戦略的パートナーとなる。
長期的な包括的合意に基づき、NXPはB.M. Holdingに対し、セキュアなIoT(Internet of Things)の最新ソリューションを提供する。2017年に新ビジネス地区の建設が完了すると上海のランドマーク的な存在となるという。
プロジェクトは上海の蘇州河北岸の閘北区で、1平方キロのスマート商業施設の建設を予定している。同開発プロジェクトではNFC、スマート・ファニチャー、コミュニティ・イルミネーション、リソース管理、安全性モニタリングなど、多数の最先端技術が採用されるそうだ。こうした技術は地区内のすべてのオフィス、ホテル、アパート・ブロック、ショッピング・モール、住宅などに採用される。