2015年7月8日18:57
GMOリサーチは、同社が運営するアジアの消費者パネル「ASIA(アジア)Cloud(クラウド)Panel(パネル)」において、マレーシアの大手財閥Berjaya(ベルジャヤ)グループのBLoyalty Sdn Bhdと業務提携し、同社が運営するポイントカードサービス「Berjaya Loyalty Card」(BCARD:ビーカード)の会員(約300万人)へインターネット調査が可能となったと発表した。
これにより、以前より連携しているマレーシア国内の消費者パネルと合わせて、同国内の計320万人以上の消費者へ調査を行える。
GMOリサーチでは、2012年1月にアジア各国・地域を対象にインターネット調査が実施できる消費者パネル「ASIA Cloud Panel」を立ち上げ、現地サービスや調査会社が保有する消費者パネルとの連携を推進している。現在では、アジア13カ国で約1,700万人の消費者への調査が可能となっている。
「ASIA Cloud Panel」では、これまでマレーシア国内の約20万人を対象とした調査が可能だったが、さらに幅広い消費者へ効果的な調査が行えるよう、このほどマレーシアの大手財閥BerjayaグループのBLoyalty社と業務提携し、同社のポイントカードサービス「BCARD」の会員を消費者パネルとして新たに追加した。
なお、「BCARD」は、セブン-イレブンやスターバックス、マツダ・マレーシア、ウェンディーズ、クリスピー・クリーム・ドーナッツをはじめ、75社以上のポイント提携先を持つ、マレーシア国民の約1割が利用している共通ポイントサービスとなる。貯まったポイントは、グルーポンのクーポン券やエアー・アジア、LINEポイントなど、マレーシア国内の3,500店舗以上で交換することが可能だ。