2015年9月1日8:08
NTTデータ・スマートソーシングは、小売店のバーコード式店舗会員カード/ポイントカードのスマートフォンアプリ化を支援するサービス「e-boss(イーボス)店舗会員カードアプリサービス」を、2015年9月1日から本格開始すると発表した。同社では、今後3年間で、大都市圏に店舗を展開している小売店を中心に100社からの受注を目指す。
「e-boss店舗会員カードアプリサービス」は、アパレルや家電等、小売店のバーコード式店舗会員カードやポイントカードをスマートフォンアプリ化する際に必要な、アプリ画面設計、アプリ構築、管理クラウドサービスを一括して提供するという。
小売店は既存のポイントシステムを生かしたまま、会員カード・ポイントカードをアプリ化することができるため、コストを抑えつつ、カード携帯率/利用率の向上が見込めるアプリ「e-boss 店舗会員カードアプリサービス」は、画面設計サービス、会員カード管理クラウドサービス、既存ポイントシステムとの連携機能から構成されている。
画面設計サービスでは、ポイントカードのイメージをそのままにアプリ化したり、アプリとして必要な機能をどのようにレイアウトするか等、顧客企業の要望に応じた画面設計を行う。画面設計にあたっては、基本となるレイアウトをベースにカスタマイズを行うため、新規レイアウト設計と比較して低コストで設計することができるという。
また、会員カード管理クラウドサービスは、アプリ化によって可能となる店舗情報管理やメッセージ配信機能について、クラウドサービスとして提供する。
既存ポイントシステムとの連携機能は、会員管理クラウドサービスと既存のポイントシステムとの連携機能を提供するという。これにより、既存のポイントシステムに大きな変更を加えることなく、アプリ化を実現できるそうだ。