2010年10月1日12:25
阪急阪神ホテルズが運営する阪急阪神第一ホテルグループでは、インターネットを活用した営業強化策の1つとして、グループポータルページ及び44ホテルのホームページの全面改修を行い、10月5日にリリースすると発表した。
今回のリニューアルでは操作性及びパフォーマンスの向上を意識した機能強化を図り、現在、11万人強のメンバーズクラブカード会員向けに、会員個人が求める情報を優先的に表示する「マイページ」機能を付加。会員個人が利用したい3ホテルを登録できるほか、宿泊やレストラン、イベントなどの目的別用途にそった情報提供をはじめ、ポイント照会、事務局からの誕生日メッセージ、会員のニーズにあった特別プラン、キャンペーン情報、クーポン情報など設定状況に応じた会員限定のホテルライフを提案し、顧客の囲い込みと利用促進を図る。
また、グループ44 ホテルを「フラッグシップ」、「リゾート」、「コミュニティ」、「宿泊主体」の4種類に分類することで、ホテルの個性と特徴を明確化。新しいデザインでユーザビリティの向上を図る。ポータルトップページでは、「ホテルセレクション」として各ホテルの話題性のあるプランの紹介をはじめ、旅行の動機付けとなるような地元に密着した旅行素材を収集した「旅行情報」のページを新設。ホテル発信の着地型情報の提供を行うという。
さらに12月には、法人利用の促進策として、法人サイトを開設。宴会や接待(レストラン個室)、ケータリングなど条件設定に応じて各ホテルのサービスをエリア別で一覧表示できるほか、WEB法人メンバーズ専用の出張宿泊予約など、44ホテルで展開するネットワークを活かして利便性の強化を図る。