2018年6月5日19:32
NECネッツエスアイは、秩父宮ラグビー場などで開催される「秩父宮みなとラグビーまつり2018」にプラチナスポンサーとして協賛するともに、秩父宮ラグビー場・周辺地域でAI・VRなどを活用した実証実験を行うと発表した。
まず、NECの画像認識サービス GAZIRUを活用したスタンプラリーを6月8~17日まで、スタジアム通り周辺の青山外苑前商店街にて行う。参加者はスマートフォンを活用し、対象画像を撮影することでポイントを獲得。獲得したポイントに応じて6月17日会場にて景品と交換可能だ。
また、同社出展ブースでは、VR体験として、ラグビーのスクラムやタックル等を疑似体験したり、当日試合を行う、グリーンロケッツ、サンゴリアス、ワラターズ、ブランビーズのユニフォームを仮想試着して記念撮影が可能だ。
さらに、秩父宮ラグビー場内散策では、専用のVRメガネを着用して、普段は入れない選手控室やロッカールームを散策できる。
そのほか、専用のARアプリ(COCOAR)を使い、選手との記念写真(合成写真)を作成できる。さらに、ラグビーのルールをスマートフォンで問い合わせると、AIを活用したチャットボットが回答。これにより、ルールに詳しくない人でも、試合を楽しむことが可能となる。
また、クレジットカードサイズの選手の写真付カードの指定箇所をタッチした状態でスマートフォンにかざすと、選手のプロフィールや選手の動画のページにアクセスできる。
さらに、カメラを活用した不審者事前検知に加え、レーダーなどを活用した(カメラ映像を利用しない)混雑状況把握など安心・安全を確保する技術を実証するそうだ(秩父宮ラグビー場内、同社出展ブース周辺)。
なお、今回の実証実験は、ジョルダン、ネクストシステム、スターティアラボの協力を得て実施するそうだ。