Suicaをタッチせずに改札を通れるウォークスルー改札披露 JR東日本主催、「GATEWAY Tech TAKANAWA2026」開催

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2026年5月15日8:00

JR東日本が主催する年に一度のビジネス創造イベント「GATEWAY Tech TAKANAWA2026」が2026年5月13日と14日、TAKANAWA GATEWAY CITYを舞台に開催された。スタートアップをはじめ、多様な企業、アカデミア、アクセラレーターが一堂に会し、地球規模の社会課題に対し、解決の糸口を見いだすための新たなつながりと共創機会を創出した。JR東日本は、Suicaをタッチせずに改札を通れるウォークスルー改札をお披露目した。(コンクリエ 小島清利)

ウォークスルー改札はソニーと協力して実施。スマホには改札からの距離を表示

「100年先の心豊かなくらしのための実験場」がコンセプト

TAKANAWA GATEWAY CITYでは、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」をコンセプトとしたまちづくりを行っている。GATEWAY Tech TAKANAWA2026では、駅前に広がる大規模な屋外空間を活用し、公道や既存施設では難しいモビリティの走行・試乗など、屋外空間を活かした実証実験を実施した。

アイデアやプロダクトを「語る」だけではなく、「動かし、試し、体験する」ことで、社会実装に向けた確かな一歩をこの街から生み出す狙い。ビジネス創造施設「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub (LiSH)」には、国内外のスタートアップ100社以上と、東京大学・シンガポール国立大学(NUS)などのアカデミアが集積し、契約数は約150社、約10か月で約50件の実証実験が進むなど、イノベーション拠点として機能している。

また、「高輪地球益ファンド」は50億円から100億円超へ拡大し、LP企業11社体制でスタートアップ支援を推進している。また、2024年12月以降、「Boston Medical Sciences」など累計10社への投資を実行している。

JR東日本マーケティング本部まちづくり部門の松尾俊彦氏は「TAKANAWA GATEWAY CITYでは街開きしてから、この1年間で、新しい未来の暮らしのための実験を様々やっています。たくさんの方々に体験していただく機会を設けることによって、実証実験をさらにステップアップさせたり、新しい方々に仲間入りしていただくことが狙いです」と話した。

JR東日本マーケティング本部まちづくり部門の松尾俊彦氏

品出しロボットや折り畳み自動運転バスなど最新テクノロジーを披露

「GATEWAY Tech TAKANAWA2026」の会場では、さまざまなテック企業の最新の技術がお披露目された。

次世代ヒューマノイドロボットを展開する中国発スタートアップの「Galbot」は、商業、産業、医療など幅広い分野で導入を進め、世界中のユーザーに自律型汎用ロボットを提供している。会場では、ペットボトルのドリンクや菓子などの品出しを実演したほか、ダンスを披露した。中国では24時間無人コンビニや無人薬局を展開しているという。

ロボティクスの要素を取り入れた電動モビリティを展開するICOMAは、小さく折りたたんで持ち運びしやすい電動モビリティの試乗会を開いた。

また、自動運転バスを展開するピクセルインテリジェンスは、ハンドルのない6人乗り自動運転バス「RoBoBus」の試乗会を開いた。

山形大学古川研究室は、機械工学、高分子科学、情報科学、デザインなど他分野融合の研究チームで、3D/4Dプリンティングシステムを活用した「美味しいラーメン」の研究を紹介した。

このほか、地方創生・農業分野では、アグリノーム研究所の「植栽診断用犬型ロボット」や、Teraformの「完全自然由来の土壌保水剤」、エンドファイトの「グリーン事業共創エコシステム」、WAKUの「高機能バイオスティミラント」、SynecOの「拡張生態系」などが展示された。

都心ではUWBがウォークスルーの本命、27年春の実証実験目指す

そして、注目はウォースルー改札だ。JR東日本は、中長期ビジネス成長戦略「Beyond the Border」に基づき、2024年12月、「Suica(スイカ)」の今後10年間のロードマップ「Suicaの当たり前を超えます~Suica Renaissance~」を公表した。そのひとつである、「改札はタッチするという当たり前を超える」を実現するため、さまざまな方式でウォークスルー改札の検討を進めている。

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