2018年7月2日20:17
セイコーソリューションズは、さまざまな打刻データ収集方法に対応可能なICカードリーダー端末の新製品「ESTEN(エステン)」を2018年秋より販売開始すると発表した。
「ESTEN」は、30年以上にわたりシステムタイムレコーダーを製造・販売してきたセイコーが、培ってきたノウハウやニーズを基に開発したICカードリーダー端末となるそうだ。クラウドサービスでの利用に適した通信プロトコル(HTTP・HTTPS)を採用し、打刻データのリアルタイム送信のほか、USBメモリーやパソコンからの一括収集など、さまざまな方法でデータ収集が可能だ。ファームウエアの更新や機器設定などもインターネット経由で行え、メンテナンス性に優れているという。ネットワーク環境がない職場でもUSBメモリー経由で設定ができる。
ICカードリーダー端末「ESTEN」は、クラウドサービスを組み合わせて提案・サポートできる強みを活かし、勤怠管理をはじめ、入退室管理、食堂管理、工程管理などへの対応を予定している。
第一弾として今秋、勤怠管理に必要なメニューを搭載した「ESTEN 勤怠エディション」を発売する。「ESTEN 勤怠エディション」では、出退勤の打刻に加え、残業や休出といった各種申請や、打刻した履歴の参照などの要望にも対応した。