2019年7月23日15:10
東芝デジタルソリューションズは、同社のベトナムにおけるパートナーであるFPT Software社(FPT)と連携して、ホーチミン髙島屋に納入した新CRMシステムおよびモバイルアプリケーションを2019年7月22日から稼働開始した。
同システムは、同社とFPTがベトナム国内向けにローカライズして共同開発したポイント顧客システムをベースにしている。同ポイント顧客システムは、日本で実績のあるポイント顧客システム「PointArtist」の構築・運用ノウハウが活かされており、会員・キャンペーン管理が可能だ。顧客は同システムを、買い物時にスマートフォンでポイントカードとして使うことができる。髙島屋は、同システムの会員管理機能、分析機能、コミュニケーション機能から得られた、顧客接点における情報を統合管理することで、各種プロモーションやキャンペーンプログラムを行うことが可能だ。
ホーチミン髙島屋は、同システムを導入して顧客の購買行動を見える化し、最適な接客やパーソナライズドマーケティングを実現するとともに、モバイルアプリケーションやその他チャネルを活用したデジタルマーケティングを推進していきたいとしている。
東芝デジタルソリューションズは2016年からポイント顧客システムをベトナムに展開する活動をスタート。2017年にベトナム国内に142店舗を展開しているファミリーマートベトナムで同ポイント顧客システムが採用されている。