2020年12月13日19:14
イオンディライトは、コロナ下における接触感染対策の1つとして、2020年7月より同社の自動販売機への抗菌・抗ウイルスフィルム貼付を開始、2020年12月10日現在、 約2万4,000台において完了したと発表した。同社は、公共性の高い病院や店舗から優先的に、同社が管理する自動販売機全台に抗菌・抗ウイルスフィルムの貼付を実施していく。
抗菌・抗ウイルスフィルム貼付は、新型コロナウイルスに対する自動販売機の接触感染対策として、2020年7月に開始したQRコード決済開始や拭き上げ清掃同様、取り組みを進めてきたという。抗菌・抗ウイルスフィルムは、 抗菌・抗ウイルスの両方の機能を併せ持ち、細菌の増殖を100分の1に抑制する効果があるSIAAマーク取得商品を使用し、商品選択ボタンやコイン投入口・商品取り出し口など利用者が高頻度で手を触れる可能性のある部位に貼付する。
同社では、イオンファンタジーが展開する「モーリーファンタジー(子どもとそのファミリーを対象としたアミューズメント施設)」においても、2020年12月9日よりメダルゲーム機への抗菌・抗ウイルスコーティングの施工を開始している。抗菌・抗ウイルスコーティング剤は、 医療機関での導入実績が豊富であり、 SIAAによる品質と安全性のルールに適合、 さらに当社において実証実験済みの製品を採用し、 店舗内の対象機器への噴霧・塗布によりコーティングを実施した。
また、 映画館券売機や銀行ATM、スーパーのセルフレジに貼付する抗菌フィルム、 抗菌・抗ウイルスフィルムの納入など、利用者が手に触れるさまざまな箇所において引き続き接触感染防止に貢献していきたいとした。
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ペイメントナビ編集部
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