2021年1月7日17:31
ジャックスと日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は、ジャックスにおけるデジタル変革の推進に向け、パートナーシップをさらに強化することを決定したと発表した。
ジャックスは、中期3カ年経営計画「RAISE 2020」において「日本・ASEANをメインフィールドとし お客さまに選ばれる先進的なコンシューマーファイナンスカンパニー」というビジョンの実現に向けて、「国内事業の持続的成長」、「海外事業の成長拡大」、「生産性の向上と成長基盤の強化」という3つの重点方針に取り組んでいる。これらを進めるための戦略の1つとして継続したIT投資を掲げ、カスタマーセンターにAI技術を導入するなど、競争優位性の確立や利便性の高い商品・サービスの提供、業務効率化に向けた取り組みを進めてきた。2020年10月には、「DX推進部」を新設し、データやデジタル技術のさらなる活用と全社横断的なデジタル戦略を進めている。
今回の決定は、従来からの戦略的ITアウトソーシング活用の枠組みを拡大し、ジャックスの構造改革のスピードや質の向上とビジネスモデルの変革を実現するため、中長期的な視点でのデジタル変革の推進に向けて、ジャックスと日本IBMのパートナーシップを強化するものだ。
両社は今後、「ニューノーマル下でのデジタル戦略の実施」、「デジタル人材の育成」、「先端技術の活用」、「既存システムと新規システムのさらなる進化」、「新たなワークスタイルの確立」といった5つの重点領域の取り組みを進める。具体的には、API化による外部連携やコンテナ技術を利用したオープンなハイブリッドマルチクラウド活用の検討、デジタル人材の育成、セキュアなリモートワーク環境の導入検討を行うそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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