2021年1月12日16:49
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、独自開発の価値観判別ロジックで企業の商品・サービスの顧客像を明確化し、さらに価値観の近似するPonta会員へのプロモーション施策を実行可能なペルソナマーケティング支援サービス「PERSONA+(ペルソナ プラス)」の提供を、2020年12月に開始したと発表した。
LMが提供を開始した「PERSONA+」は、独自の価値観判別ロジックで、企業の顧客を15の価値観クラスターに分類してペルソナを作成し、近似Ponta会員へのターゲティングなどプロモーション施策の実行まで支援するサービスだ。また、拡大推計で価値観を推定した9,800万人超のPonta会員のデータを活用し、顧客のニーズに応じた新商品・サービスの開発やマーケティング戦略の策定なども支援する。
具体的には、価値観を構成する10の因子を特定する200設問以上のアンケートを、5万人のPonta会員に実施。結果を分析し、独自の15の価値観クラスターを作成している。さらに、Pontaの会員情報や実利用データをもとにした拡大推計モデルにより、Ponta会員を価値観でセグメントしている。
また、既存顧客の価値観を知りたい企業向けに、4設問33選択肢で、価値観を精度70%で判別できるロジックを開発。企業の商品・サービスのニーズや満足度調査に判別ロジックを組み込んだリサーチを、Pontaリサーチパネルで実施することで、顧客データの受け渡しなく、価値観判別ができるという。さらに、リサーチの実施が難しい場合には、企業の顧客データとPontaデータを掛け合わせた分析で、価値観を把握することも可能だ。
加えて、価値観判別ロジックで顧客の価値観を明確化し、分析結果をもとに価値観クラスターをペルソナに設定。LMの有する多角的なチャネルを活用し、近似するPonta会員に対して各会員のニーズに応じたプロモーションを立案する。メール・郵送DM・アプリ・SNSなど、デジタル・リアル問わず、最適な手段を提案するそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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