2021年1月22日12:27
フィナンシェは、プロサッカーチーム「湘南ベルマーレ」の国内初のプロサッカークラブトークンの発行と、「サポーターとつくるスペシャルデープロジェクト」を企画とした、クラブトークン発行型ファンディングを開始した。
サポーターからのクラブトークン販売売上は、湘南ベルマーレチーム運営費用とスペシャルデー開催費用に利用される。ファンディング実施期間は、2021年1月21日15時~2021年2月20日までとなる。クラブトークンを購入して支援した人は、クラブの投票企画への参加や、スペシャルデーでの特典抽選などへ応募できる。スペシャルデーは、トークン販売終了後、そしてリーグ開幕後、平日のホームゲーム(日程は2021年春を予定)にて開催する。

海外では、ブロックチェーン技術を利用したプロスポーツチームの「クラブトークン」が発行されているというが、日本のプロサッカーチームでは、今回の湘南ベルマーレとフィナンシェにおけるプロジェクトが国内初の事例となるそうだ。また今回のプロジェクトでは、クラブトークンの販売と体験特典がセットとなった販売メニューも用意し、クラブトークン発行型ファンディングを実施する。同販売メニューは、購入すると必ず体験特典が獲得できるそうだ。
利用者は、湘南ベルマーレトークンを購入することで、クラブおよびスペシャルデープロジェクトを支援することができる。またクラブトークンは、ブロックチェーンで発行・管理され、ポイントのように数量を持つもので、サポーター(購入者)の売買に応じて、価格が上下する。
今後、トークン保有者が増え、トークン価値が上がる可能性もあり、サポーターにとっても初期から応援している証や継続的に応援するモチベーションに繋がる、新しい応援の形であるとしている。またトークンを保有することで、クラブ発の投票企画への参加権や限定イベント・限定グッズの応募ができるなどのメリットがあるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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