2011年11月29日0:07
クレジット情報処理センターの日本カードネットワーク(CARDNET)は、端末本体とICピンパッドを一体化し、コスト低減を追求したパナソニック製JET-S端末(廉価版)「JT-C07シリーズ」を2011年12月にリリースすると発表した。
同端末は、プリンタのオートカッター機能を省き、搭載アプリケーションをクレジット決済、デビット決済、銀聯カード決済、PULSE決済の4種類に限定することで、リーズナブルな価格帯での提供を可能とした。また、端末本体にICピンパッド機能を搭載。端末本体だけで暗証番号が入力できるため、ICピンパッドなしでIC決済が可能となる(使用用途に応じて、オプションでピンパッドも用意)。さらに、暗証番号を入力する際の持ちやすさを配慮したデザインを採用している。
省電力とセキュリティ面も考慮し、従来製品(ZEC-15)に比べ、印字電力で約20%、待機電力で約50%の削減を図るとともに、暗証番号の保護に関するセキュリティ基準である「PCI PTS」に対応した機能を標準搭載している。