2021年3月31日19:22
Paidyは、2021年3月31日までに、シリーズDラウンドでSoros Capital Management LLC (aRobert Soros Enterprise)、JS Capital Management LLC (the family office of Jonathan Soros)、Tybourne Capital Management Ltd.、Wellington Managementに対する第三者割当による優先株式の発行により、総額132億円(1億2,000万米ドル)の資金調達を完了したと発表した。なお、2020年末よりゴールドマン・サックスとのウェアハウス・ファシリティの増枠並びに三井住友銀行との借入枠の新規設立、またみずほ銀行をアレンジャーとする複数の金融機関のシンジケートによるウェアハウス・ファシリティ設立による追加借入枠の設営を完了しており、同増資および金融機関からの追加融資により、創業からの累計資金調達総額は 約644億円(5億8,500万米ドル)(うち、金融機関による融資を除く資本調達総額371億円(3億3,700万米ドル))となった。日本国内のスタートアップによる金融機関による融資を含む累計資金調達額としては最大規模であるという。
ペイディの利用者は、携帯電話番号とメールアドレスのみで決済ができ、利用金額は翌月にまとめて「あと払い」することが可能だ。2014年10月末にサービスを開始し、2021年3月時点で加盟店数は70万店舗以上、アカウント数は500万を超えたという。2020年10月からは利用金額を分割手数料無料で3回に分けてあと払いできるサービス「3回あと払い」も提供を開始している。
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ペイメントナビ編集部
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