2021年4月13日19:33
日本電気(NEC)は、ペイメントプラットフォーム「マルチサービスゲートウェイ」において、自動機向けに非接触ICクレジット決済(デビット・プリペイドを含む)の対応を開始すると発表した。
2021年3月よりVisaのタッチ決済への対応を開始し、Mastercard、JCB、American Express、DiscoverおよびDiners Club Internationalにも順次対応する。
また、 今回の非接触ICクレジット決済への対応は、自動機業界向けに決済ソリューションを展開するエム・ピー・ソリューションが提供するマルチ電子決済ソリューション「JMMS」を通じて提供するという。

今回、JMMSサービスでは、決済端末利用時における本人確認のサインや暗証番号入力なしに利用できる「サインレス決済」で提供する。利用の上限額を予め設定することにより、 紛失・盗難などによる第三者の高額決済を防ぐ措置もとっているそうだ。
なお、同サービスは、「JMMS」サービスとして、伊藤園をはじめとするJAMA加盟企業を中心に飲料自販機へ今後採用されるとともに、券売機、精算機等の各種自動機への展開を予定している。
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ペイメントナビ編集部
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