Visaの「Tap to Phone」、小規模事業者や交通分野等での端末導入の負荷を軽減へ

2021年4月23日12:15

店舗にNFC対応のAndroidデバイスがあれば、追加のハードウェアなしでコンタクトレス決済が可能になる「Tap On Phone」。ビザ・ワールドワイド(Visa)では、「Visaのタッチ決済」の普及に力を入れているが、同社の「Tap to Phone(タップ・トゥ・フォーン)」は、小規模事業者や交通分野など、幅広い加盟店へのサービス推進に向けて、重要なソリューションとなっている。Tap to Phoneは、Androidのスマートフォンまたはタブレットを、追加的なハードウェアなしに、非接触型またはタッチ式のソフトウェアベースPOS端末として利用できる。

Visa加盟店の63%がTap to Phoneを導入したいと回答

Visaの「Tap to Phone」は、セキュリティ性能の高いEMVチップ技術をベースに構築されており、各トランザクションには再利用できない動的な暗号が含まれているという。

Tap to Phone。Visaでは、Visa Ready for Tap to Phoneプログラムで技術開発等をサポート(Visaのリリースより)

Visaが実施した調査『Understanding The Future of International Tap to Phone Acceptance Study』によると、MSM(超小規模/小規模店舗)の63%は自分の事業にTap to Phoneを導入したいと回答している。また、消費者の50%以上がTap to Phoneを利用してみたいと答えている。

すでに、国内でも茨城交通、岩手県北バス、福島交通・会津バスでは、タブレット型の端末を活用してVisaのタッチ決済の取引を実現。これにより、バスでのタッチ決済の導入コストを抑えることに成功している。

茨城交通のタブレットでのVisaのタッチ決済利用

Visaでは、「日本のキャッシュレス化推進のために、まずは、世界で普及しているType A/Bのタッチ決済の日本における普及をしっかりと進めていくことが必要と考えております」とコメントしている。

少額決済、1万円以下のキャッシュレス化に有効
様々な端末ソリューションの組み合わせでタッチ決済の普及に努める

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