2011年1月4日9:00
米決済手段2009年の実態がニルソンレポートより発表された。
米商務省経済局の分析によると、2009年の個人消費支出は総額10兆ドル。そのうち76.8%の7.68兆ドルが商品やサービスの購入だった。残り2.32兆ドルは決済がともなわないものだった。
2009年の個人消費支出に占める決済額は、2008年より1.6%ダウン。2010年のそれは2009年比3.6%増と予測されている。ニルソンレポートは、2015年までの年間成長率を3%なかばから6%強までの間とみている。
2009年の取扱高でトップは、クレジットカードで23.98%のシェア、金額にして1.84兆ドルだった。2位は現金で20.49%のシェア、3位は小切手で19.81%、4位がデビットカードで18.62%だった。
2009年の取扱件数でトップは、現金で33.52%のシェア、件数で493.1億件だった。2位はデビットカードで26.02%のシェア、3位はクレジットカードで16.65%、4位は小切手の12.57%だった。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。