2021年7月5日8:30
共通ポイント「Ponta」を運営するロイヤリティマーケティング(LM)は、「第47回 Ponta消費意識調査」を「Pontaリサーチ」にて2021年5月28日~5月29日に実施し、その結果を発表した。夏のボーナスの使い道、8年連続で「貯金・預金」が1位となっている。一方で、旅行は減少している。
投資信託が初めて上位10位に
LMでは2カ月に1度、Ponta消費意識調査を発表している。夏のボーナスに関する調査は2014年から行っており、今回で8回目となる。回答者数は、3,000人。男性、女性×年代別(20・30・40・50・60代以上)の各10セルで300サンプルずつ調査している。
夏のボーナスの使い道は8年連続で、1位「貯金・預金」(37.1%)となった。貯金・預金は毎年1位となる。また、今回の調査では、投資信託が2014年の調査開始以来、初めて上位10位に入った。今回の調査では金融関連の割合が軒並み伸びている。一方で、昨年の順位で8位に入っていた旅行(宿泊を伴わない)がランク外、「旅行(宿泊を伴うもの)」は過去最も低い5.2%となった。
傾向として、旅行や外食(食堂・レストラン、 和・洋・中ほか専門店)が低くなっており、新型コロナウィルス感染拡大により、消費動向に変化がみられる。なお、「支給されない・分からない」は46.4%となった。
夏のボーナスの「貯金・預金」の割合をみると、夏のボーナスの支給金額の半分以上を「貯金・預金」したい人は60.8%となった。を「貯金・預金」したい人は年々増えており、より意識が高まっている。
ポイントの活用意識と節約志向は?
「夏のボーナス」の支給額をみると、「20万円未満」の割合が、コロナ前の2019年調査から5.1ポイント増加し、21.3%となった。夏のボーナスの世帯あたりの支給額(想定額を含む)は「20万円~40万円未満」が24.3%と最多となっている。
このコンテンツは会員限定となっております。すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。
会員登録(無料)をご希望の方は無料会員登録ページからご登録をお願いします。