2021年7月6日12:43
クレジットカードの不正利用対策ソリューションを提供するアクルと、ecbeingは、不正検知・認証システム「ASUKA」の標準オプションによる提供を開始すると発表した。なお「ASUKA」の標準オプションによる連携は、 国内EC構築ベンダーでは初となる。
ecbeingは、国内通販サイト構築実績が49.6%と、12年連続で構築シェアNo.1の座を獲得しているという。1,300以上のサイトがecbeingのECシステムを利用しており、 国内では最大規模のECサイト構築ベンダーとなる。
近年、 クレジットカードの不正利用が社会問題になりつつあるが、 国内発行カードにおける番号盗用被害は、2020年には223.6億円(日本クレジット協会調べ)となり、年々増加傾向にある。また不正利用は矢継ぎ早に起こり、急激に増加する傾向があるため、いかにスピーディーに且つシンプルに不正対策が実行できるかがEC運営事業者にとって課題となっていた。
一方アクルが2020年7月に正式リリースした「ASUKA」では、従来の不正検知システムで課題とされていた真正ユーザーの誤検知を抑える仕組みを取り入れていることや、簡易に導入できること、また、従量課金がない固定費制であることなどが支持され、ecbeingを利用しているEC運営事業者でも多く採用されはじめたそうだ。
そのような実績や背景を踏まえ、EC運営事業者がより効率的且つ効果的に不正対策を行える環境を整えるため、今回のecbeingにおける「ASUKA」の提供が実現した。今回の標準オプション化により、ecbeing導入ユーザーは最短2週間での「ASUKA」の利用が可能となる。
株式会社アクル