2021年9月21日16:19
CCCマーケティングとTポイント・ジャパンは、食に関わるさまざまな企業向けマーケティング支援サービス「Market Watch(MKW) トレンド版」で、食にまつわる、外食口コミ、SNS、テレビ、実購買履歴のデータを横断で分析する「MKWクロスメディア・トレンド パック」の本格提供を開始した。
「MKWクロスメディア・トレンド パック」は、年間50億件超の購買データと7,000万人を超える生活者のライフスタイルデータを融合したデータベースに、CCCマーケティング独自の“食に関する単語のマスターデータ”「しょくたん」を介して、外食口コミデータ、SNSデータ、テレビデータを連携した“食の商品開発に特化した複合データ分析ツール”となる。食にまつわるさまざまなデータを横断的に分析することで、【それぞれのメディア】で【特定の時期】に【どのような食材、 メニュー、 食感など】が注目を集めているかを把握でき、 “トレンドの伝播”を可視化するという。また話題の商品やメニューの飲食店や小売店での取り扱い状況(取り扱いの有無や伸長率など)を捉えることで、「メディアで話題になっている商品がどこで取り扱われているのか」また「その商品に参入すべき時期はいつなのか」など、 変化の速いトレンドを補足したマーケティングに活用できるという。
すでに一部の提携企業で同サービスは活用している。2021年1月発売のニラックス「グランブッフェ」では、コロナ禍でも伸長しているスイーツカテゴリーで、伸びているメニューを分析し、バナナジュースとフレーバーコーヒーを企画化。来店客の満足度アップを目指し、食前後のドリンクメニューを充実させ、メニュー表・店内VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)もターゲット目線から再編集した。
今後は「MKWクロスメディア・トレンド パック」を、 スーパーマーケットや外食などのアライアンス企業を中心に提供を開始し、食品・飲料のメーカーへも提供を拡大していく予定だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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