2021年9月30日7:10
水戸ホーリーホックは、トークンを活用したデジタルマーケティング事業を展開する canowが運営するファンマーケティングツール「YELLtum」導入により、地域通貨として機能するファントークン「ホーリーコイン」の発行を10月10日より開始すると発表した。
発行開始日にケーズデンキスタジアム水戸で開催される、2021明治安田生命J2リーグ 第33節 ザスパクサツ群馬戦では、ファン・サポーター向けのホーリーコイン特設ブース設置およびキャンペーンを企画している。なお、ホーリーコイン専用WEBサイトは10月上旬の公開を予定している。
「ホーリーコイン」の具体的な活用方法として、ファンは「ホーリーコイン」を購入し保有することによって、スタジアム内では限定イベントへの参加や、スタジアム内での飲食店舗やグッズ購入特典等、スタジアム外では水戸市をはじめとするホームタウンの加盟店舗が発行するお得なクーポン利用やSNSでのキャンペーンへの応募等ができる。
ホーリーコイン加盟店舗は、ファン・サポーターを対象としたクーポンの発行や来店特典などのマーケティング施策を行うことができる。また、購買データの取得による新商品開発や既存商品の見直しができるという。
水戸ホーリーホックにとっては、①試合日のファン・サポーターの購買行動から賑わいを可視化、②試合日程以外でもファン・サポーターとクラブの接点確保、③ホーリーコインを基軸としたファンエンゲージメントを高めるプロモーション施策実施、④「ホーリーコイン」による決済に応じた新たな収益源の確保、といったメリットがある。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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