2021年9月30日7:50
Tポイント・ジャパン(TPJ)は、共通ポイントカード「Tカード」が誕生した日を記念して策定された10月1日の「ポイントカードの日」に合わせて、47都道府県を対象にしたポイント利用状況調査を実施した。
今回のポイント利用状況調査では、ポイントを利用した場所やここ1年間での利用頻度などの日々の消費活動におけるポイント活用状況をはじめ、もし1,000ポイントをもらった時の利用意向などを調査した。
同調査では、「あなたは、普段ポイントサービスを利用していますか?」という質問に対して、「意識的に特定のポイントを貯めるために利用している」「意識的ではないが、ポイントサービスを利用しており、気が付いたらポイントが貯まっている」と回答した人は全国で「89.1%」という結果になった。
また、「貯まったポイントをどのように利用することが多いですか?」という質問に対して、「ある程度ポイントが貯まった時点で使用する」と回答した人が全国で「65.4%」という結果になっている。さらに、東日本と西日本で分けて統計すると、東日本では約60%、西日本は約70%と約10%利用意向に差があることが分かった。
同調査から全国比較すると、東日本は「日々利用」、西日本は「日々貯蓄」の傾向にあることが本調査結果から分かったという。
「もし1,000ポイントをもらったらどのように使いますか?」という質問には、「生活必需品」が64.6%、「外食に使う」が25%、「お酒などの嗜好品に使う」が14.8%となった。さらに、「ポイントを投資関連に使いたい」という項目では、1位愛媛県、2位宮崎県、3位高知県、4位佐賀県、5位島根県と、西日本エリアがTOP5を独占する結果となった。
「直近1年間でポイントサービスを利用する頻度が増えたか?」という質問には、全国で52.5%の方が増加したと回答。また、増加理由としては、「スマホアプリでの利用を始めたから」と回答した人が全国で41.8%となり、一番の増加理由は「スマホアプリでの利用」であることが分かった。利用背景として、キャッシュレス決済の普及や、新型コロナウィルス感染症拡大に伴う非接触型消費、オンラインショップの利用などが起因していることと予想される。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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