2021年10月14日8:15
Peach Aviation（ピーチ）は、2021年10月13日から渋谷 PARCOで、指定された行き先に使えるピーチポイントが手に入るカプセル型自販機「旅くじ」の第 2 弾の販売を開始した。料金は１回5,000円となり、スマートフォン決済サービス「PayPay」で支払いが可能だ。
大阪では約2カ月で3,000個以上を売り上げ
幅広い世代の利用が進む
今回のカプセル型自販機「旅くじ」は第2弾となる。ピーチでは、2021年8月に大阪・心斎橋PARCO 4Fのワーキングスペース「Skiima」に情報発信型ワーキングスペース「Peach SHAKE LABO」を開設。Peach Aviation 事業戦略室 カスタマー＆ブランドコミュニケーション部ブランドマネージャー 小笹俊太郎氏によると、開始前は社内でも「本当に売れるのか？」という疑問の声もあったそうだが、スタート後は約2カ月で3,000個以上を売り上げた。中には1日150個が売れた日もあったという。また、TikTok で「#旅くじ」関連の動画が合計 540 万回以上再生されるなどSNSで話題を呼んだ。当初は、若い世代の購入が見受けられたが、認知が進むにつれ、幅広い年代が購入しているそうだ。
第2弾の「旅くじ」 は、渋谷PARCO 6 階にある世界のサブカルチャーを体験できるフロア「CYBERSPACE SHIBUYA」に設置。「旅くじ」は、1回5,000円で購入でき、行き先を選べない旅を楽しめる。渋谷PARCOでは、東京（成田）を出発する、女満別、釧路、札幌（新千歳）、大阪（関西） 福岡、大分、長崎、宮崎、奄美、沖縄（那覇）、石垣の国内11路線のうち、指定された行き先のPeach の航空券が購入できるピーチポイント6,000 円分以上とオリジナル缶バッジが入っている。
1か所の旅に使えるピーチポイントを6,000円以上付与
旅の楽しい体験や発見を伝える
行き先は特定の路線に偏らず、11カ所が均等に出るようになっているそうだ。ピーチポイントは6,000円分が一番多いが、運が良ければそれ以上のポイントを手にできる可能性もある。開始日時点では、東京での販売は約半年となる2022年3月31日までシリアルが利用可能だ。これは、ピーチポイントがポイント扱いのため、資金決済法の180日以内の利用を意識したという。なお、シリアル番号の利用は2022年3月31日までに行う必要があるが、同期間以降の航空券の予約も可能だ。
さらに、ミッションをクリアしてPeachの旅の口コミサイト「tabinoco（タビノコ）」に「#旅くじ」をつけて投稿すると、毎月1名に 3,000 円相当のピーチポイントが当たるという。例えば、「札幌に行って、カニを苦労してむいて、隣の人にあげてきて！（手袋で）」など、各就航地でミッションを遂行するという旅の新しい楽しみ方を提案している。1名が当選というのは確率的に低いように見受けられるが、ピーチではインセンティブ目当てというよりも旅の楽しい体験や発見を感じてもらいたいとしている。
エブリワンの「バリューガチャ」を導入
PayPay導入の背景は？
