2021年12月7日16:52
USENと住信SBIネット銀行は提携し、USENが提供する国内および海外のキャッシュレス決済サービス「Uペイ」において、翌日入金サービスの提供を開始したと発表した。翌日入金サービスの対象の決済手段は、国際ブランド(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover)、交通系電子マネーとなる。
「Uペイ」は、決済端末とスマートフォンなどの端末をBluetoothで接続することで、クレジットカードや電子マネーなどが取り扱いできる決済サービスだ。同キャッシュレスサービスとUSENが提供するタブレットPOSサービス「Uレジ」との連携も可能だ。
今回「Uペイ」では、USENと住信SBIネット銀行の提携によりクレジットカードおよび電子マネーの一部について決済された翌日(土日祝含む)に「Uペイ」加盟店の銀行口座へ入金する、翌日入金サービスを提供する。同サービスは住信SBIネット銀行の銀行口座を「Uペイ」の振込口座へ指定することで利用可能となる。
決済、金融免許を保有しない事業会社であるUSEN が、「Uペイ」加盟店に対してキャッシュフローを良化させる中小企業向けのエンベデッドファイナンスを提供する企業としては国内初となるそうだ。
住信SBIネット銀行は「NEOBANK」サービスを通じて、決済や預金、貸出などの銀行機能を提供することで、パートナー企業が利用者により快適な顧客体験を提供することを目指しているが、USENと提携することで、「Uペイ」加盟店のキャッシュフロー良化につなげていくという。また、2022年2月上旬までをめどに、「Uペイ」加盟店向けの専用支店の設置を行い、より加盟店に便利な銀行サービスの実現を目指す。
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ペイメントナビ編集部
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