LexisNexis Risk Solutions、マネーロンダリングなどの不正を検知し、企業の「ゼロトラスト」支援 強力な多層防御による不正ソリューションの採用が日本でも拡大

2022年3月1日8:15

 

LexisNexis Risk Solutions は、アイデンティティ・トラストに対する統合アプローチによる不正の防止と管理に関するソリューションを強化している。企業や組織が「ゼロトラスト」に取り組むために「アイデンティティの統合管理」の重要性が高まる中で、顧客の全体像を把握するために物理的およびデジタル的なアイデンティティ・インテリジェンスを統合するなどのソリューションを展開、アイデンティティに関する360 度の管理を実現し、マネーロンダリングや贈収賄など国境を越えた不正を防ぐ。その一方で、顧客に対しては、確実にスムーズで安全なエンドユーザー体験を提供する。国内でも大手カード会社や本人認証サービス「3-D セキュア」などで数十社が採用する。(カード決済&リテールサービスの強化書2022【PR】)

物理的なアイデンティティと
デジタルアイデンティティを統合

世界中のあらゆる国のあらゆる都市に住むあらゆる人々は、本人であることを示す独自のアイデンティティを持っている。LexisNexis Risk Solutions の不正防止とアイデンティティの管理は、リアルでの生活を示し、貸し手やサービスプロバイダーとのやり取りのためにアイデンティティ情報を使用する方法を評価する従来の物理的アイデンティティと、デバイスID、行動バイオメトリクス、メールアドレスなどのオンライン生活を示すデジタルアイデンティティなどに対応することができる。

LexisNexis Risk Solutions FRAUD & IDENTITYマーケットプランニング ディレクターの
Cameron Church(キャメロン・チャーチ)氏

ほとんどの組織にとって、顧客情報は非常に断片的であり、多くの場合、データはさまざまなポイントプロバイダーにわたって分散している。サイバー犯罪者は、確実なアイデンティティから切り離され、まとまりのない状況にスキを見いだし、新たな戦略やマルチベクトル攻撃を展開し、静的防御を破って脆弱性を突き止めようとする。

こうした不正アクセスを防ぐためには、顧客アイデンティティを検証する際に多要素認証が必要になる。包括的かつ詳細なアイデンティティの視覚化が、既存および新たな不正の脅威を排除する鍵になる。LexisNexis Risk Solutions は物理的なアイデンティティとデジタルアイデンティティを統合することで、アイデンティティの世界を1 つにまとめ、顧客に360 度の包括的な対応を可能にしている。LexisNexis Risk Solutions が提供する一連の不正管理およびアイデンティティソリューションでは、顧客のライフサイクル全体にわたるあらゆるインタラクションに対して、適切なレベルのセキュリティ関連の手続を適用することで、不正を事前に防止する。

全方位でID データを可視化

積極的な買収戦略で事業を拡大
不正防止の新たなパラダイムを提示

LexisNexis Risk Solutions は2020 年3 月にEmailage を買収。メールアドレスのメタデータ、有益なグローバルネットワーク、機械学習アルゴリズムを利用することで、不正リスクを評価するノウハウを得た。これを既存のLexisNexis Digital Identity Network と組み合わせ、物理的・デジタル的なアイデンティティ、インテリジェンスの統合、メールネットワークの洞察、世界中の消費者を認識するための行動バイオメトリクスにより、アイデンティティの全体像を把握している。

LexisNexis Risk Solutions は、物理的アイデンティティイベントにおけるリーダーであり、アイデンティティ管理を向上させる高度な分析を提供する専有技術「LexID」リンキングテクノロジーを介した世界中の消費者の評価におけるパイオニアだった。そして、2018 年には、ThreatMetrix を買収し、不正アイデンティティ・インテリジェンスにおける新たなパラダイムを提示した。

この買収により、世界中を網羅する強力なデジタルアイデンティティ・インテリジェンス機能が追加され、顧客の物理的・デジタルジャーニー全体にわたる意思決定分析が統合された。LexisNexis ThreatMetrix は、唯一のエンド・ツー・エンドの企業不正ソリューションとして、数十億件の取引から構築されたデジタルアイデンティティの洞察を、高度な分析技術や機械学習技術を組み合わせることで、カスタマージャーニー全体にわたる決定分析を統合する。これにより、アカウントの乗っ取りによる金融犯罪対策の向上リスクベース認証で不正ログインの検知、ユーザーの利便性向上と誤検知の最小化・かご落ちの減少、オンライン決済の不正検知、より多くの不正取引やなりすましを検知、マネーロンダリング対策(AML)などを支援する。

日本企業向けに豊富な実績
本人認証を強化し、不正損失を低減

LexisNexis ThreatMetrix は、5,000 を超える大手グローバルブランドから信頼されている。すでに日本国内の企業に対しても、セキュアな非対面カード決済を支援する本人認証サービスにおいて、不正損失の低減を支援するなどの実績を重ねている。例えば、大日本印刷の「EMV 3-D Secure_ACS サービス」では、複数のイシュア(カード発行会社)にリスクベース認証が提供されている。また、大手カード会社の三菱UFJ ニコスは、不正損失をほぼリアルタイムで削減することに成功している。

LexisNexis Risk Solutions はリスク管理の変革者であり、正規のリピートユーザーを認識してすべてのユーザーの行動における変則性を検知する。アイデンティティ管理および認証ソリューションを提供することで、将来の不正リスクに対して効果的なモデリングを行っている。

組織は迅速に戦略を展開して、効果的に不正に対応する必要がある。特に今、不正への対応が重要になっている。組織にとって、善人と悪人を識別することはかつてないほど重要だが、組織は同時に労働力の減少に苦慮し、取引先のベンダー数を合理化する使命を抱えているため、これは口で言うほど容易なことではない。LexisNexis Risk Solutions は強力な多層防御によるクラス最高の不正ソリューションを提供することで、企業における不正の低減とコスト削減を実現する。

■お問い合わせ先
LexisNexis Risk Solutions
〒106-0044 東京都港区東麻布1-9-15
東麻布1 丁目ビル3 階
URL:https://risk.lexisnexis.co.jp/financial-services/fraud-and-identity-management
一瀬 惇也:080-4219-6788
Junya.Ichinose@Lexisnexisrisk.com

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