Tマネー/アプラスが発行する後払い型決済アプリ「Tポイント×QUICPay」の特徴は?

2022年3月22日8:00

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のグループ会社、Tマネーと新生銀行グループのアプラスが2022年2月14日にリリースした後払い型決済アプリ「Tポイント×QUICPay」。iPhoneにダウンロードして後払いチャージの手続きを完了すると、チャージした残高の範囲内で、カードレスで買い物やキャッシングができるのが特徴だ。決済の利用額に応じてTポイントが貯まる仕組みで、若年層を中心にT会員の取り込みを図る。(ライター・南文枝)

記事のポイント!
①「Tポイント×QUICPay」は「BANKIT」が基盤に
②後払いチャージでサービスを利用可能に
③後払いの方法は一括・分割・リボ払いから選択
④「Tポイントユーザーに便利な決済・与信サービスを創れないか」
⑤現状の課題は?
⑥「BANKIT」の今後の展開
⑦SBIホールディングスとしてのシナジーは?

アプリで買い物やキャッシング
買い物の決済額に応じてTポイントを付与

「Tポイント×QUICPay」は、新生銀行グループが提供するネオバンク・プラットフォーム「BANKIT(バンキット)」を基盤としている。電子マネー「QUICPay+(クイックペイプラス)」の端末が設置された国内124万カ所のスーパーやコンビニエンスストア、ショッピングモールなどや、Visaのタッチ決済対応店舗、Visaのオンライン決済に対応したネットショップなどで利用でき、利用額に応じてTポイントが貯まる。

アプラス カード事業部マネージャー 尾上史朗氏

サービスの入会費・年会費は無料だが、申し込みには「T-ID」(Tカード番号またはメールアドレス)が登録された「Yahoo! JAPAN ID」が必要。iPhoneにアプリをダウンロードしてユーザー登録した後、後払いサービスの本人確認やアプラスによる審査を経て、「Tポイント×QUICPay」が発行される。後払いチャージをすれば、サービスを利用できる。審査は最短即日で完了するが、3、4営業日かかることもある。

チャージした金額は、後日アプリに登録した銀行口座から引き落とされるため、手持ちの現金がなくても、チャージ金額の範囲内で買い物ができるのが特徴だ。アプラス カード事業部マネージャー 尾上史朗氏は「キャッシュレス決済の中でも後払いにフォーカスし、支払いをまとめて管理したい人や前払いを面倒と感じる人向けにサービスを提供した」と説明する。

後払いの方法は一括・分割・リボ払いから選択できる。入会時の利用可能枠は審査結果によって異なるが、1回につき1000円から最大10万円までのチャージが可能だ。キャッシングについては、1回1万円から最大10万円までチャージでき、全国のセブン銀行ATMから現金で引き出せる。

チャージ方法は、後払い(一括・分割・リボ払い)の銀行引き落としによるチャージに加え、「Tポイントによるチャージを準備しています」とカード事業部 次長 足立 祐以子氏は説明する

Tポイントは買い物で貯められ、決済額200円(税込)につき1ポイントが付与される。利用店舗がTポイントの提携先であれば、Tカードの提示によるポイントとアプリの決済ポイント、ダブルでポイントをもらえる。アプリは現在、iOSのみの対応だが、3月中旬にはAndroid版もリリース予定だという。

後払いによる新たな決済・与信サービス提供で意向が一致
現状のサービスの課題とは?

「Tポイント×QUICPay」は、どのようにしてリリースに至ったのか。アプラスによると、CCCグループと新生銀行グループがネオバンク・プラットフォームのバンキットの活用について協議する中で、「後払い型のサービス提供によって、Tポイントユーザーに便利な決済・与信サービスを創れないか」という両者の意向が一致。Tポイントが貯まる後払い型決済アプリという方向性が決まった。

両者はサービス開始を記念し、利用手続きを完了したユーザーにTポイントを500ポイント進呈するキャンペーンを5月末まで実施している。アプリのダウンロード数は、開始後2週間で数万に上った。両者はキャンペーン期間中で10万人のユーザー獲得を目指しており、今後のAndroid版のリリースによる後押しが期待されている。アプラスネオバンク開発部長 福永耕一氏は「若年層やT会員の方に訴求していきたい」と意気込む。

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