2022年6月27日18:00
静岡県御殿場市は、2022年7月20日から、トラストバンクが提供する自治体向け地域通貨プラットフォームサービス「chiica(チーカ)」を活用し、デジタル地域通貨「富士山Gコイン」を開始する。
御殿場市では令和4年度の重要施策のなかで静岡県とともに推進している「デジタル田園都市国家構想」の第一弾として、デジタル地域通貨の導入により地域経済の循環を図るという。また、プレミアム付き商品券のデジタル化をはじめ、マイナンバーカードの普及促進のためマイナポイントとの連携や、SDGsに関するポイントをデジタル地域通貨に統合することで、市民の利便性を向上させるそうだ。
トラストバンクの「chiica」は、主に自治体が発行元となり地域通貨の発行、管理ができるプラットフォームサービスとなる。
御殿場市では、発行した地域通貨をより多くの市民に利用され、親しまれる通貨としていくために御殿場市のHP上で5月11日~6月20日の期間で通貨の名称・単位の公募を行い、名称を「富士山Gコイン」、単位を「ダラー」に決定した。「富士山Gコイン」は富士山の麓の街であることを広くアピールするとともに、御殿場の頭文字「G」を加えることで、市民に親しみを持ってもらうことを目的としている。「ダラー」は、静岡県東部地方の方言「だら」とドルの発音が似ていることと地域の文化や方言を使い、高齢世代にも親しみを持ってもらうことを目的とした。
御殿場市では、「富士山Gコイン」を皮切りに、プレミアム付き商品券のデジタル化をはじめ、マイナンバーカード普及促進のためマイナポイントとの連携やSDGsに関するポイントを発行、また市内商店街との連携など、市民や観光客にとってより利便性の高い通貨を目指すという。
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ペイメントナビ編集部
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