2022年8月3日7:30
AI与信審査技術の開発と提供および同技術を用いたFintechサービスの提供を行うH.I.F.は、丸井グループのクレジットカード事業会社であるエポスカードが行う金融事業において、H.I.F.の有する「二十一式人工知能付自動与信審査回路」を用いた与信サービス活用に向けた検証・検討を行う基本合意及びトライアルを開始すると発表した。
H.I.F.とエポスカードは、2021年12月に行われた「Marui Co-Creation Pitch #02」における採択で協業の検討がスタートした。
エポスカードが行う金融事業の取引先与信に関して、H.I.F.の二十一式を用いて与信を行う。一定期間継続的にトライアル運用を行った上で、その運用結果により二十一式による与信の有益性を検証し、取引先与信及びその他サービスへの提供・利用を検討するそうだ。
H.I.F.における二十一式の運用結果から、金融事業の取引先の審査においても、二十一式を用いたAI定性与信審査手法を用いることにより従来の手法では取引困難であった人に対しても与信付与ができるケースが多数あり、その上で支払不能等の取引事故の発生率を低減できると考えているそうだ。
今回のトライアルを通じて二十一式の有用性を実感してもらい、継続的な事業としての取り組みにつなげていきたいとした。
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ペイメントナビ編集部
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