2025年10月6日11:50
デジタルガレージ(DG)は、エポスカードと、デジタルガレージが運営するBtoB向け決済サービス「DGFT請求書カード払い」において協業契約を締結したと発表した。
エポスオーナーカード会員のキャッシュフロー改善と経理業務効率化を促進(DG)
同協業を通じて、エポスカードが発行する法人カード(エポスオーナーカード)の会員は、通常は銀行振込で支払う請求書に関して「DGFT請求書カード払い」を利用することで、クレジットカードで支払うことが可能となる。これにより、カード会員へ向けては資金繰り改善と経理業務のDXを促進し、エポスカードにおいては会員向けDX支援サービスの向上につながる。
エポスカードは、個人向けカードで培ったノウハウを活かし、中小企業を始めとしたスモールビジネスオーナーへ向けた法人カード事業を強化している。そして、中小事業者向けの法人カードの市場環境に目を向けると、発行事業者の増加に伴い、カード会員へ向けた付加価値をいかに高めるかが、カード会社にとって重要なテーマとなっている。
一方で、デジタルガレージは、カード決済に対応していない取引先の請求書でもクレジットカード決済が可能となる、BtoB決済サービス「DGFT請求書カード払い」の提供を通じ、中小事業者へ向けては資金繰りと業務効率化を支援、またクレジットカード会社へ向けては発行された法人カードの有効な利用先を提供している。
今回の協業は、法人カード会員向けサービスの拡充を目指すエポスカードと、より多くの事業者へ決済ソリューションの提供を目指す当社の目的が合致し、実現した。DGは「DGFT請求書カード払い」の提供を通じ、エポスカードのビジネス拡大を加速するとともに、法人カードユーザーの利便性向上につながると考えているそうだ。
なお、デジタルガレージとエポスカードは以前より、ポイントモール事業や「エポスかんたん決済」での協業など、幅広く提携を進めてきたという。今後も、両社のソリューションを掛け合わせたカード会員向け施策や事業の共創に取り組むそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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