2022年9月1日11:50
エクステックは、阪急阪神ホールディングスが2021年4月に設立したコーポレートベンチャーキャピタルファンド「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合、 みずほキャピタル、コンコードエグゼクティブグループの3社より出資を受けたと発表した。
同社は、現金の両替に加え、交通系ICカードへのチャージ機能も搭載した無人外貨両替機及びその運用システムの開発・販売・オペレーションを行っている。同社の外貨両替機は、15言語・14通貨に対応しており、また両替レートのAIによる自動設定などができるという。
阪急阪神ホールディングスでは、2025年の大阪・関西万博の開催や今後のインバウンド需要の回復に備え、継続して訪日外国人の受入環境の整備を推進しており、その一環として、2021年3月より同社と共同で、沿線の駅やホテル等を中心に外貨両替機の設置を進めてきた。今後も、阪急阪神ホールディングスとの協業を通じて、両替時のレシート等を活用してさまざまな施設への送客に努めるなど、訪日外国人向けの新たなサービスの提供に取り組むそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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