2022年9月16日14:36
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、POS(販売時点管理)の誤操作抑制に向けた UI(ユーザーインターフェイス)に関する特許および、POS の不正操作抑制に関する特許を、それぞれ取得したと発表した。
近年、POS で扱うサービスの増加により操作キーが複雑化していることが、POS の誤操作増加につながり、小売店の課題となっている生産性向上への阻害要因のひとつになっていると考え、視覚的・感覚的にPOS の操作性を向上させる UI に関する特許を取得したそうだ。
年齢や性別に関わらずさまざまな人が操作するセルフ POS でも、誰もが容易に素早く正確な操作ができるよう考慮された UI により、来店客の買い物体験を快適にするほか、店員のサポート業務を低減することも可能となるそうだ。また、POS 操作が容易となることで、店員が接客に集中できることや、店員の教育時間の短縮など、同特許の活用が、店舗オペレーションの業務効率を上げ、小売店の生産性向上につながるとした。
TMNでは今後、情報プロセシング事業の一環として展開しているクラウド POS に、同特許を活用した UI を実装し、今年度中の提供開始を予定している。