2011年3月8日20:27
大日本印刷(DNP)は、高級感のあるデザインが実現できるリップマン型ホログラムカードを2011年4月1日から販売すると発表した。
カードデザインは、優良顧客向けカードに多く使われる黒を基調とし、輝度が高くリアルな3次元表現や、見る角度によって複数の立体画像の切り替えができるリップマン型ホログラムを中央に大きく配置することで、高級感を出している。また、ホログラムの材料やカード製造プロセスを見直すことで、ホログラムのサイズや配置する位置の自由度を高めている。さらに、カードを形成する層の間に挟み込むことによって、ホログラムの耐久性も向上させた。特殊な材料や製造プロセスを必要とするリップマン型ホログラムを、カード内に挟み込むことによって、より高い偽造防止効果を実現するという。
DNPは、クレジットカード会社などの金融業界のほか、さまざまな業種における優良会員の会員証向けに同製品を販売し、2013年度までに3億円の売上を目指す。