2022年11月9日7:50
ENECHANGE(エネチェンジ)は、楽天グループと、楽天が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」に参画する宿泊施設を対象に、同社のEV充電器の設置拡大でパートナーシップ契約を締結した。両社は、同協業を通じて、EV(電気自動車)シフトおよび旅行の移動手段におけるCO2 の削減を後押しし、サステナブルな旅行の実現に取り組むという。
楽天は、「楽天トラベル」の国内の登録宿泊施設約4万軒を対象に、敷地内にエネチェンジと共同ブランドで展開するEV 充電器「エネチェンジEV チャージ」の設置を働きかけ、 エネチェンジは、宿泊施設の敷地内へのEV充電器設置に向けた宿との個別の調整と設置を行う形でのパートナーシップ契約について合意に至った。
同契約では、共同ブランドで展開するEV充電器の設置促進を行い、旅の宿泊先でEVに充電ができる「目的地充電」インフラの拡大を図る。エネチェンジでは、6kW出力の充電器を標準採用しており、宿泊したEVドライバーが安心して次の目的地に出かけられる充電環境を提供するという。 EVドライバーは、エネチェンジのスマートフォンアプリを使って、EV充電スポットの検索から充電器の操作、決済までを完結することができ、今回の取り組みが実現する「旅行先でのEV充電スポットの拡充」は、EV充電スポットのより円滑な利用を可能にし、旅行者の利便性向上が期待できるほか、快適なEVドライブの体験創出に繋がることが期待できるそうだ。
エネチェンジは、EVシフトのカギを握る充電インフラの拡充をミッションとし、2025年までにエネチェンジEVチャージの3万台設置を目指して、独自の導入支援キャンペーンを実施しているそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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