機内でふるさと納税ができるサービスの実証実験(京丹後市/Peach Aviation)

2022年11月21日12:40

京丹後市とPeach Aviationは、日本初となる機内でふるさと納税ができるサービスの実用化に向け、2022年11月21日より実証実験を開始した。

機内ふるさと納税は、Peachの機内デジタルサービスを通じて、利用者のスマートフォンやタブレット端末から、京丹後市ふるさと納税の返礼品を選択し、事前に登録したクレジットカードにより、実際に寄附ができるものだ。同寄附はふるさと納税として税控除の対象となる。対象路線は、国内線全31路線で、2023年3月31日まで実施する。

返礼品は京丹後市の地場産品(返礼品)である肉・魚・米のほか、Peach航空券とセットの宿泊クーポンなど20品を出品(京丹後市/Peach Aviation)

同サービスでは、機内でのふるさと納税を推進するだけではなく、地場産品(返礼品)のプロモーションを通じて、まちの魅力を発信するとともに、交流人口、関係人口の拡大を目指す。

利用方法は、まずPeachアカウント及びクレジットカードの登録。搭乗後、機内デジタルサービスのふるさと納税ページにアクセスし、返礼品を選択・寄附(クレジットカード決済)する。降機後、Peach及び京丹後市からメールで届く回答フォームに必要事項を入力の上、返信することで寄附完了となる。後日、返礼品及び寄附金受領証明書等の必要書類を受け取る流れだ。

京丹後市とPeach、WILLERは、地域課題の解決や交流人口、関係人口の拡大を目的に、2022年7月から、共同プロジェクト「Deep Deep Local project」に取り組んでいる。

なお、2023年1月以降、京丹後市のほか、泉佐野市や小牧市、有田市などの自治体にも参画してもらい、本格的な実証実験を実施する。

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ペイメントナビ編集部

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