2022年12月12日13:38
SCSKは、IFA(Independent Financial Advisor:独立系金融アドバイザー)などの金融商品・サービス仲介業者向けに提供している「Advyzon」(アドバイゾン)において、マネーツリーが提供する金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」(マネーツリー リンク)とのデータ連携を開始し、2022年12月9日に金融機関データを自動連携する「金融機関データ連携オプション機能」の提供を開始した。
今回の連携により、個人投資家の金融機関データを、利用者の同意に基づき自動取得することが可能となり、保有する複数の資産情報をAdvyzon上で一元管理することができる。これにより、IFAなどの金融商品・サービス仲介業者は、顧客の資産実態をより正確に把握した上で、資産管理、ポートフォリオ分析などのサービスを効率的に顧客へ提供できるようになった。
同機能は、投資家が個人資産管理アプリケーション「Moneytree」内に登録した金融資産の情報を、金融商品・サービス仲介業者が利用するAdvyzonにMoneytree LINKを介して API で自動連携する。
金融商品・サービス仲介業者は、Advyzonで一元管理する投資家の各種情報をもとにして、より正確な資産実態に即したアドバイスを提供することができるという。投資家が Moneytree に登録した金融機関データをAdvyzonへ連携することについては、事前の同意取得が必要だ。
金融機関から取得するデータは、商品種類、銘柄コード、銘柄名称、口座区分、数量、取得単価、評価額、通貨コード、為替レート、評価レートとなる。
なお、対象金融機関は、Moneytreeアプリが対応している2,500 以上(2022 年 11 月 25 日現在)の金融機関およびサービスのAPIのうち、銀行口座(個人)・証券口座に対応する。
価格は、月額 5,000 円(10 顧客)で、10 顧客を超える場合は10顧客単位で月額 2,000 円(税別)を加算する。Advyzon を利用している金融商品・サービス仲介業者に対し、オプション機能として提供するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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