2022年12月14日7:24
Smartpayは、日本で初めてオンライン決済の際に銀行口座から直接支払える後払い決済・BNPL(Buy Now, Pay Later)サービス「Smartpay Bank Direct(バンクダイレクト)」を発表した。日本電子決済推進機構(JEPPO)の協力のもと開発された Smartpay Bank Directは、67 の日本の金融機関(2022年11月30日時点)のネットワークを通じて銀行口座から直接決済を行うことができる。Smartpay Bank Directは、同社が提供するBNPLソリューション「Smartpay」利用時の決済画面に標準搭載される、利息、決済手数料、延滞手数料などが一切発生しない完全無料のサービスとなるそうだ。
Smartpay Bank Directは、銀行口座保有者の中で、特に現金払いを好む消費者層に対応したサービスとなり、30秒以内で支払いが完了する。加えて、Smartpay Bank DirectはBNPLプラットフォームとしては初めて、JEPPOが提供する全国の銀行口座保持率90%以上に対応した「Bank Pay」サービスに接続している。決済時は3回の均等分割払いを2カ月の期間で設定し、利用者の銀行口座から自動で決済されるため、クレジットカードを持っていない人でもキャッシュレスで買い物ができる。さらに、Smartpay Bank Directは、購入と同時の支払いのほか、分割払い時の前倒し支払いオプションや、分割払いごとに異なるクレジットカードや口座を指定することができるという。
Smartpay Bank Direct は、同社が2021年11月に提供を開始した、ワンクリックで利用できるクレジットカードベースのBNPLソリューション「Smartpay」のデジタル決済エコシステムを拡張するサービスだ。Smartpay Bank Directは、JEPPOからの支援、67 の日本の金融機関の口座との接続、そしてジュン、ヤマップ、47インキュベーション (Kagg. jp)、Morght (NELL) 、エース(ZERO HALLIBURTON) をはじめ、小売パートナーとの連携している。
なお、Smartpay Bank Directは、運転免許証などを使用したe-KYCに対応することで、2023年1月からは本人認証を完了したユーザーに1回の決済で最大15万円まで利用限度額を引き上げるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト