2023年2月28日13:30
アメリカン・エキスプレスは、2023年2月27日・28日の2日間にわたり東京国際フォーラムで開催している東京都主催のイベント「City-Tech.Tokyo」に出展している。同イベントでは、法人カードを利用するスタートアップ経営者の事例を紹介している。27日には、カード事業本部 副社長 須藤靖洋氏にビジネスカードの現状について話を聞いた。
海外展開を行うスタートアップの事例を紹介
後方支援に力を入れる
初開催となる「City-Tech.Tokyo」は、スタートアップとのオープンイノベーションで持続可能な社会を実現するためのイベントとなる。スタートアップ300ブース出展、30か国・100都市から1万人の参加を目標にしている。
アメリカン・エキスプレスは、ゴールドパートナーとして同イベントに協賛している。同社のブースでは、海外展開を成功させているスタートアップ経営者の事例や、カード決済を超えてコンサルティングを提供するアメリカン・エキスプレスの取り組みについて紹介している。
ブースでは、コーヒースタンドを用意するなど、来場者が気軽に足を運んでもらえることを意識した。また、世界での活躍が期待される注目のスタートアップ企業を紹介している。会場では、サイバーセキュリティクラウド、マッチボックステクノロジーズ、Qufooit Japan、OXFORD CORPORATION、ビースポーク、オー・デリス・ドゥ・シバタ chez shibata JAPANの事例をパネルで紹介した。
アメリカン・エキスプレスでは、中小企業、スタートアップを後方から支援することを意識しており、企業等の経営者が創業後すぐにカードの申し込みが可能な仕組みを提供することで、経理業務の効率化、資金繰り、キャッシュフローの可視化によって資金不足を防止することに役立ててもらっている。
草の根の活動も積極的に実施
ベネフィット・ワンとの提携などBtoB領域強化
イベント会場では、カード事業本部 副社長 須藤靖洋氏がペイメントナビの取材に応じ、スタートアップ向けのビジネスの展開について説明した。須藤氏は「アメリカン・エキスプレスは、スタートアップを後方から支援していますが、東京都のイベントを通してそれを表現したかった」と話す。
アメリカン・エキスプレスのビジネスカードはこの6年で3倍近く伸びている。コロナ禍でリモートワークのビジネスが定着する中、より支払いのデジタル化が進み、カードの入会や利用促進につながった。
同社では、従来から力を入れる歯科医、獣医、オートパーツなど業界に加え、例えば建設業界でもビジネスオーナーを増やす取り組みを強化している。同社の強みは、ビジネスカード利用者に向けたコンサルティングサービスを提供している点が挙げられる。須藤氏は「業種・業界に特化した知見を持っています。日々担当者もお客様に電話していろいろなアドバイスをさせていただいております。カードの付帯サービスとして提供しており、それにより稼働率も高まります。例えば、建設業界では使える場所が分からないお客様もいらっしゃいますが、どこでカードが使えるのかをアドバイスすることによりカードの利用を促進できます」と説明する。
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