2023年3月7日7:50
野村不動産ソリューションズと住信SBIネット銀行は、2023年4月3日から、BaaS(Banking as a Service)を活用した「ノムコムNEOBANK」の提供を開始すると発表した。なお野村不動産ソリューションズは、住信SBIネット銀行を所属銀行とする銀行代理業の許可を取得している。また、野村不動産ソリューションズでは2023年6月頃に新たな金融サービスとしてシミュレーションサービスサイト「不動産・金融ナビ」をリリース予定だ。
今回の提携は、住宅購入という利用者の大きなライフイベントに、これまで以上に寄り添い、デジタル機能を活用した利用者一人ひとりのライフステージに合わせた情報提供、そして顧客体験の向上に向け、新しいサービスの導入の検討を重ねてきた結果、実現したという。「ノムコムNEOBANK」の開始に先立ち、野村不動産ソリューションズは、2023年2月28日に銀行代理業の許可を取得している。
「ノムコムNEOBANK」アプリを通じて、野村不動産ソリューションズの仲介で不動産購入した人は、住信SBI ネット銀行の預金機能(円貨預金、外貨預金、外貨積立等)、決済機能(振込、振替、スマホデビット等)、 融資機能(カードローン、住宅ローン、教育ローン等)、などの住信SBIネット銀行の銀行サービスを利用することができる。「ノムコムNEOBANK」アプリをダウンロード後、住信SBIネット銀行「ノムコム支店」を口座開設すると、預金、振込や借入れといった銀行サービスをアプリで利用できる。また、銀行サービス利用者と同居している子供に限り、子ども名義の銀行口座を開設することが可能だ。
なお、「不動産・金融ナビ」は、野村不動産ソリューションズを通じて住宅を購入した人向けの無料のシミュレーションサービスサイトだ。AIとFintechの領域でソリューション展開をしているMILIZEと共同開発を行っており、2023年6月頃にサービスリリースを予定だ。
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ペイメントナビ編集部
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