2023年5月31日19:33
ネットスターズは、多店舗展開のチェーン店、中・大規模施設向けのセルフオーダーおよびキャッシュレス化支援サービス「StarPay-Order for エンタープライズ」をリリースした。 1店舗に複数のレジを設置するチェーン店や商業施設のフードコートなど、一定以上の規模の店舗におけるセルフオーダーの早期導入、および導入にともなうマーケティング支援を行う。
ネットスターズは従来のStarPay-Orderを通じて、飲食店を中心とする小規模店舗向けに注文業務のセルフ化・キャッシュレス化を推進支援してきた。昨今小売り・飲食店などサービス業でスタッフ不足がより深刻な問題になるなか、多店舗展開のチェーン店および中・大規模施設ならではの混雑緩和対策や基幹システムとの連携など、大手企業がDX化を進めるための課題を解決し、注文データを活用したマーケティング支援まで可能にした、StarPay-Orderのエンタープライズ版をリリースした。
キオスク端末を利用したセルフオーダー、利用者のスマホから注文するモバイルオーダーの機能を、業態ごとの店舗事情にあわせて最短三カ月で導入できるという。
決済手段として、QRコード決済・クレジットカード・電子マネーの各キャッシュレス決済以外に、現金(自動釣銭機)での支払いにも対応する。また、ハウスマネー、ハウスポイント等、すでにリリース済みのサービスを支払手段に加えるカスタマイズが可能だ。さらに、広い施設の店舗で利用者を呼び出すための大型プロジェクターなど、業態ごとの店舗状況に応じたオペレーション効率化に必要な機器も手配する。
企業が利用中のPOSシステムや、スマホアプリと連携したサービス運用も可能だという。 そのほか、提供するキオスク端末のカメラを通じて、利用者の顔認識を行い、性別・年齢層などのユーザー分析を通じてマーケティング支援も実施可能だ。