2023年7月25日17:00
ミツフジは、「デジタル田園都市国家構想」において、ミツフジが開発した体の状態が可視化できるLTE通信機能付きのスマートウォッチ「MITSUFUJI 03」を活用した京都府の「けいはんなサステナブルスマートシティ」事業の採択を受け、ウェアラブルデバイスとモバイルアプリ、そしてセンシング機能付きのデジタルサイネージを連動させ、「健康と交通」を軸とした住民の行動変容を促すスマートライフサービスを、2023年3月より開始していると発表した。移動による住民の健康意識の変化、行動変容を図り、アプリによるデジタルマーケティングの仕組みを導入することにより、地元企業の新規事業創出などの支援を行い、地域経済の活性化を目指すという。
ANA Xは、徒歩・電車・自転車・自動車でのすべての移動に対してポイント・マイルが貯まるモバイルアプリサービス「ANA Pocket」において、健康でエコな行動変容を目指す事業目的の方向性が一致し、同取り組みのパートナー企業として参画している。
同事業では京都府精華町の住民約1,500名を対象に心拍・ストレス・暑熱リスク・体調・歩数など利用者の健康状態が確認できるスマートウォッチ「MITSUFUJI 03」を配布し、スマートウォッチを装着しながらANA Xとミツフジが共同で開発したモバイルアプリサービス「03 Pocket」をインストールしたスマートフォンを携行して移動することにより、ポイントやマイルが貯まる。また、貯まったポイントは町内企業や店舗で利用する、またはANAのマイル等に交換することも可能だ。スマートウォッチから取得したバイタルデータを元に、利用者に最適な健康行動のリコメンドがアプリに届く。また町内に設置されたデジタルサイネージに、利用者の健康に基づいた商品やサービスなどのレコメンドが表示される予定だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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