台湾の「JKO Pay」「PXPay Plus」「E.SUN Wallet」と連携(PayPay)

2023年8月24日7:10

PayPayは、2023年10月以降、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を導入する全国のPayPay加盟店のうち、ユーザースキャン方式(MPM:Merchant Presented Mode)を利用する店舗において、新たに台湾のキャッシュレス決済サービス「JKO Pay」「PXPay Plus」「E.SUN Wallet」との連携を開始すると発表した。

「HIVEX」ネットワークとの接続を開始し、海外キャッシュレス決済サービスとの連携を本格展開(PayPay)

「JKO Pay」はユーザー数が620万人を超え台湾国内で利用されている(2023年8月時点)。さらに、台湾スーパーのキャッシュレス決済サービス「PXPay Plus」(ユーザー数 400万人超、2023年8月時点)および銀行業界ではクロスボーダー決済を積極的に推進している玉山銀行「E.SUN Wallet」(ユーザー数 250万人超、2023年8月時点)とも連携する。台湾のキャッシュレス決済サービスとの接続を実現することで、訪日観光客にとって便利な決済体験を提供するとともに、加盟店側においても言語の異なる訪日外国人へのスムーズな対応を可能にするという。

2023年4月には新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大による日本への入国制限が解除され、日本政府観光局(JNTO)によると2023年6月の訪日外国人は、新型コロナウイルス感染症の拡大により訪日外客数が大幅に減少した2020年2月以降、初めて200万人を突破し、2023年上半期の訪日外客数は1,000万人を超えた。地域別では、台湾をはじめとした東アジア地域からの訪日外客数が増加しており、2023年1月から7月の訪日外客数のうち台湾は219万人で、韓国(375万人)に次ぐ2位となった。また、2023年4月から6月の地域別にみる訪日外国人旅行消費額では、台湾が1位となっている。

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